屋根の葺き替えDIYは危険!③
屋根の葺き替えは難しく危険がともなうため、プロである業者に任せるべき作業です。しかし、部分的な修理ならDIYで修理できることもあります。
葺き替えは足場を組んだり、瓦だけでなく下地も取り換えたりします。そのため、専門的な知識や道具がないと完璧に修理することは難しくなります。しかし、壊れた瓦だけを取り換えたり、瓦のヒビを修復したりする程度なら、十分注意すればDIYで修理できるでしょう。
屋根の葺き替えを検討している方のために、今回も前回に引き続き、業者の工期などについてご説明いたします。また、費用を抑えるために最小限の修理にとどめようという方もご紹介するDIYでの修理方法を参考にしてみてください。
業者を選ぶ際のポイント
・現地調査をしっかりしてくれる業者かどうか
屋根の葺き替えは、工事前の現地調査がとても重要です。実際に屋根に登って調査することで、屋根の状態や面積を把握でき、きちんとした見積りを作成できるのです。
そのため、現地調査がなかったり、現地調査に来ても屋根に登って調査しなかったりする場合には注意が必要です。あとになって追加の作業や料金が発生することがあるかもしれません。業者を選ぶ際には、現地調査をしっかりしてくれる業者を選ぶと安心です。
・業者が損害保険に加入しているか
屋根の葺き替えは、足場を組んだり大量の資材を運搬したりと大がかりな工事となります。そのため、足場が崩れたり資材を落としたりして人やものを傷つけてしまう危険性も考えられます。
そのような事故が起きたときに、業者が「請負業者賠償責任保険」に加入してれば、賠償金などの支払いがスムーズになりやすいでしょう。
請負業者賠償責任保険とは、工事をおこなう業者が作業中に事故を起こした際、その損害賠償金の支払いなどを補償する保険です。保険の内容によって違いはありますが、工事中に通行人にケガを負わせてしまったり、現場の所有者のものを壊してしまったりした際に適用となることが多くなっています。
信頼できる業者であっても作業中に事故が起こる可能性はゼロではないので、業者が「請負業者賠償責任保険」に加入しているかを確認するようにしましょう。
・複数の業者から相見積りをとる
屋根の葺き替え工事は高額の費用がかかります。そのため、ひとつの業者ではなく、いくつかの業者から相見積りをとり、慎重に検討することをおすすめします。相見積りをとる際には、価格の安さだけでなく、工事の内容や明細などをしっかり確認しましょう。
見積りをみて、「この作業は本当に必要なの?」「これはなんでこんなに高いの?」という疑問があれば、納得できるまで業者に説明を求めてみましょう。そうすることで、工事に必要なことや適正価格がみえてきます。
葺き替えではなく部分的なDIY修理で留めるという選択肢もある
今回は屋根の葺き替えをせず、部分的なDIY修理で留めておこうと考えている方のために、ここでは瓦屋根の一部を補修する方法をご紹介いたします。
しかし、屋根に登って作業することは大きな危険をともないます。屋根から落下すると命に関わる事故となることもあるかもしれません。DIYで屋根の修理をする際には、危険性についてよく理解して、事故を防ぐための対策をおこないましょう。
まずは安全の確保
屋根にあがって修理をおこなうため、まずは安全の確保がとても大切です。ヘルメットや落下防止のための命綱、滑り止めが付いている靴などを準備しておきましょう。DIYであっても、可能な限り足場の設置をおすすめします。また、瓦は割れやすいため、屋根の上での移動には十分注意するようにしてください。
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