屋根の葺き替えDIYは危険!②
屋根の葺き替えは難しく危険がともなうため、プロである業者に任せるべき作業です。しかし、部分的な修理ならDIYで修理できることもあります。
葺き替えは足場を組んだり、瓦だけでなく下地も取り換えたりします。そのため、専門的な知識や道具がないと完璧に修理することは難しくなります。しかし、壊れた瓦だけを取り換えたり、瓦のヒビを修復したりする程度なら、十分注意すればDIYで修理できるでしょう。
屋根の葺き替えを検討している方のために、今回も前回に引き続き、業者の工期などについてご説明いたします。また、費用を抑えるために最小限の修理にとどめようという方もご紹介するDIYでの修理方法を参考にしてみてください。
屋根の葺き替え工事を業者に依頼する際の工事方法や費用
屋根の葺き替えは大がかりなリフォームであるため、いくら費用がかかるのか不安に感じるでしょう。費用の相場、工事期間、料金を左右する2つのポイントについてみていきましょう。
かかる費用・期間
屋根の葺き替えにかかる費用は、屋根の面積や屋根材の種類などによって大きく変動します。しかし、参考として、30坪程度の家であれば約120万円~約200万円程度が相場となっています。必要な工期は1週間~2週間程度であることが多いです。
実際の料金を知りたい方は、業者に現地調査・現地見積りをしてもらう必要があります。その際には、作業開始後に発生する料金がないかを確認しましょう。また、手間はかかりますが、複数の業者から相見積りをとることで適正料金が把握しやすくなります。
屋根材の種類も検討しよう
屋根の葺き替えにかかる費用は、屋根材によっても大きく変わってきます。屋根の葺き替えは現在と違う種類の屋根材に変えられるということをご存じでしょうか。
葺き替え時期の長さや性能など、それぞれ異なる特徴があるのでこの際に検討してみるのもよいでしょう。代表的な屋根材を簡単にご紹介いたします。
・瓦屋根
瓦屋根は耐久性が高く、耐用年数は30年~50年程度といわれています。瓦屋根にはいくつか種類がありますが、和瓦は重いものが比較的多く、建物の耐震性を低下させることがあります。瓦屋根を選択する際には、軽いタイプのものがおすすめです。
・スレート屋根
スレート屋根の耐用年数は10年~35年程度と瓦屋根に比べると短くなります。しかし、軽い屋根材であるため耐震性に影響しにくく、葺き替え工事の料金も安い傾向があります。
・トタン屋根
トタン屋根は鉄素材の薄い屋根板であるため、耐用年数は長くて20年程度といわれています。軽くて安価というメリットはありますが、錆びやすかったり破損しやすかったりというデメリットがあるため、最近の住宅での使用は減少傾向にあるようです。
・ガルバリウム鋼板屋根
鋼板素材のガルバリウム鋼板屋根は軽量で耐震性を損ねない屋根材です。さらに、錆びにくく、防水性が高いのが特徴です。耐用年数は20年~40年程度といわれています。
費用を抑えるなら葺き替え以外の選択肢も
屋根の葺き替えには、高額な費用がかかります。そこで、費用を抑えたい場合には、葺き替え以外の選択肢を検討してみるのも良いです。葺き替え以外の選択肢とは「カバー工法」という方法で屋根をリフォームすることです。
葺き替えとカバー工法の違いは、古い屋根材を残すかどうかです。葺き替えでは、古い屋根材や下地を撤去し、新しい屋根材や下地に交換します。しかし、カバー工法では古い屋根材を撤去せずに、その上に新しい屋根材をのせてしまうのです。
カバー工法は、葺き替えに比べて工事費用が安い傾向にあるため、屋根の全面的なリフォームをする際には、葺き替えに並ぶ選択肢となります。しかし、古い屋根材の種類や新しく採用する屋根材の種類などによってはカバー工法ができない場合もあるので、業者との打ち合わせで確認する必要があります。
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