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カラーベストの特徴とメンテナンス方法②

屋根

「屋根の色あせやコケが目立っているので補修を考えているけど、カラーベストにはどんなメンテナンス方法があるの?そもそもカラーベストってどんな屋根?」とカラーベストの屋根のことで悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

カラーベストは、平型化粧スレートのことでデザイン性、施工性の高さから近年の新築住宅で多く採用されている屋根材です。薄く軽量なため屋根にかかる負荷が少ないというメリットもあります。

カラーベストは約10年周期でメンテナンスが必要だと言われていますが、築年数や建てた時期によってその費用も異なります。劣化症状を長く放置するとメンテナンスする時にかえって高額な工事になってしまうこともあります。

メンテナンス方法としては、主に「塗装工事」「カバー工法」「葺き替え工事」の3つがあります。どの工法が自分の家に適しているか、まずはカラーベストの現状をしっかりと把握することが大切です。

今回も前回に引き続き、カラーベストの特徴や劣化症状、メンテナンス方法などについてご紹介致します。

カラーベストのメンテナンス方法

前回は、カラーベストの特徴についてご紹介致しました。カラーベストは塗膜の劣化や時間の経過によって劣化します。その際、メンテナンスが必要になるのですが、それには大きく分けて3つの種類があります。

 

「塗り替え」旧塗膜の上から新しい塗膜をつくる

最も一般的な方法にカラーベストの「塗り替え」という方法があります。カラーベスト表面の汚れを高圧洗浄で落とし、塗料を下塗り1回、上塗り2回の合計3回の工程で仕上げる方法です。

注意したいのが、アスベストが使用禁止になり、その後すぐに市場に出回ったノンアスベストのカラーベストは脆いものが多く、塗装ができないものも存在するということです。

そのようなカラーベストのメンテナンスは、塗装工事ではなくカバー工法をおすすめします。

費用相場 30万円~

 

「カバー工法」既存屋根の上から金属製屋根を被せる

屋根重ね葺き工事とも呼びます。既存の屋根の上から金属製の屋根をそのまま被せる工法です。新しい屋根を被せるため、まるで新品のような出来栄えになります。塗り替えよりも金額は少し高くなりますが、既存屋根の劣化がひどく、塗装できない状態である際はこちらの工法がおすすめです。また、アスベストが含まれているカラーベストの場合は、塗装工事かカバー工法を検討し、撤去費用が高額な葺き替え工事は避けたほうが良いです。

費用相場 50万円~

 

「葺き替え」既存屋根を撤去し新しい屋根を取り付ける

屋根葺き替え工事は、既存の屋根を取り外し、新しい屋根材を設置する工事です。既存屋根のみではなく、その下に設置されている防水シートも交換するので、より長く良い状態を保つことが可能です。また、カバー工法とは異なり既存屋根を取り外すため、屋根の総重量が増えることはありません。そのため、建物にかかる負荷を軽減でき、耐震性にも優れています。なお、既存屋根の撤去費用、廃材の処分費もかかり、屋根のメンテナンスでは最も高額な工事となります。

・費用相場 70万円~

このように、カラーベストのメンテナンスには、大きく「塗り替え」「カバー工法」「葺き替え」の3つの工法があります。

 

カラーベストに表れる劣化症状と適切なメンテナンス方法

カラーベストには3つのメンテナンス方法があるということはご理解頂けたでしょうか。では、実際に自分の家にはどの方法が適しているのでしょうか。

基本的には、家に見られる劣化症状に合わせてメンテナンスを行う必要があります。

①色褪せ

経年劣化により、塗膜表面が色褪せている現象です。塗膜の耐久性が落ちていますので、見た目が悪くなることはもちろん、防水性も低下します。このまま放置すると水捌けがさらに悪くなり、苔・カビ・藻が発生しやすくなる負のスパイラルに陥ってしまいます。

築10年、前回のメンテナンスから10年以上経過しいている場合は、この色褪せが発生している可能性が高くなります。初めてのメンテナンスであれば塗り替えをおすすめします。

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