屋根の破風板とは②
夏には台風が多くなったり、冬には雪が降ったりすることで、住宅にはさまざまな影響がでます。場合によっては、屋根の一部が破損してしまうこともあるでしょう。このときに、屋根にある破風板という部分が破損していたら、修理しなければ雨漏りなどの原因になってしまうことがあります。
そこで今回も前回に引き続き、破風板について詳しくご説明いたします。
破風板が劣化するおもな原因は自然現象
破風板は、住宅を守るために日々さまざまな影響を受けています。そのため、破風板は劣化がすすみます。劣化が起きることで、問題も発生してしまうので注意が必要です。
・太陽光
破風板は常に太陽光に照らされています。そのため、年数が経過すればそれだけ劣化がすすんでしまうのです。破風板の耐久性は、だいたい20年前後が限界だと考えられています。そのため、年数が経過することで破風板の塗装などがはがれてもろくなってきます。
破風板が太陽光の日差しの強い方角にある場合は、劣化スピードが早くなってしまいます。ただ、破風板の劣化は、使用されている材質によっても変わるようです。なかでも、木造の破風板は劣化しやすいため、定期的な点検をおすすめします。
・強風や大雨
破風板に施されている防水塗料などは、台風の雨風があたることでも、劣化していくようです。塗料がはがれてもろくなることで、水漏れなどが想定されます。水漏れを起こしているということは、住宅のなかに水が侵入していることになりますが、木材が水分を吸収することで腐る原因にもなってしまいます。
・大雪
豪雪地帯では、雪による破風板の破損にも注意が必要となります。破風板は鼻隠しとつながっているため、屋根に積もった雪が落雪するとき雨どいとともにはがれることがあります。雪が降ったあとには、破損個所がないかなどを確認するようにしましょう。
破風板が劣化するとどうなるのか
破風板が劣化してしまうと住宅への影響など、さまざまな問題が発生します。破風板が劣化して腐っていると簡単にはがれ落ちる危険があるのです。はがれかけていた場合、強風が吹いたときにどこかへ飛んでいくことも考えられます。自宅の敷地内であれば、自分だけの被害であきらめがつくかもしれません。
しかし、他人の敷地などに落下し、けが人がでたことを考えると大きな問題となってしまいます。また、雨漏りについては破風板の劣化で住宅内に雨水が侵入してしまい、住宅の木材を腐らせてしまうことがあります。そうなると、住宅全体に大きな被害を与えてしまうことになってしまうでしょう。
このように、屋根の破風板が劣化することで、さまざまな問題が考えられます。手遅れにならないためには、定期的に劣化の進み具合などを確認して、早めに対応できるようにしておきましょう。
破風板の修理方法は劣化の進み具合によって変わる
屋根をみて破風板の劣化がすすんでいることが確認できたら、修理をしなければいけません。放置することで、さまざまな問題が発生してしまいます。しかし、破風板は劣化の状況によって費用の相場も変わってくるので、修理を業者に依頼するときの参考にしてみてください。
塗装がはがれかかっている場合
塗装がはがれている場合は、塗装するだけなのでもっとも簡単に修理ができます。さらに、塗装は材質を選ばず、どんな種類の破風板にも対応することができます。塗装をおこなうときには、防水性や耐久性などしっかり確認して塗料を選ぶようにしましょう。
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