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屋根の破風板とは

屋根

 

夏には台風が多くなったり、冬には雪が降ったりすることで、住宅にはさまざまな影響がでます。場合によっては、屋根の一部が破損してしまうこともあるでしょう。このときに、屋根にある破風板という部分が破損していたら、修理しなければ雨漏りなどの原因になってしまうことがあります。

そこで今回は、破風板について詳しくご説明いたします。

 

 

破風板とは屋根の山形になった部分のこと

破風板という言葉は聞きなれないかもしれませんが、これは住宅の屋根の構造部分の名前です。屋根のどの部分かというと、まず三角屋根をイメージしてください。三角屋根の三角になっている部分の側面に取り付けられている板を破風板と言います。

屋根にある破風板は、住宅にとってとても大切な部分になります。しかし、常に雨や風の影響を受ける破風板は、傷みやすい部分でもあります。また、屋根の構造は、破風板以外にも鼻隠しとケラバという部分があります。

鼻隠しとは、屋根に雨どいが取り付けられている部分です。鼻隠しは雨水が外壁から侵入しないように守る役割があります。

そして、屋根にはケラバという部分も存在しています。ケラバとは、三角屋根を正面からみたとき、外壁から少し飛び出している部分があるはずです。その飛び出している屋根の部分をケラバといいます。

このケラバは、住宅の外壁劣化を軽減する役割をもっています。そのため、ケラバが破損している状態で放置していると、外壁などの劣化を早めてしまう危険があるため、注意が必要となります。

 

屋根に破風板をつけるのは暮らしやすい家にするため

破風板は、住宅を守るために必要不可欠な部分になり、その役割は4つです。この役割がしっかり果たされることで、安心した生活をおくることができるようになっています。

 

・風の影響を抑える

屋根にとって風というのは天敵です。とくに、下から吹く風が厄介で、屋根は、住宅の上から被せて固定されている状態です。そのため下から風が吹くとめくれ上がる危険があります。

しかし、屋根に破風板が設置されていることで、住宅にあたる風を軽減させてくれる役割があるのです。台風のように強風が吹く状況では、とくに破風板が必須になってきます。

 

・雨水の侵入を防ぐ

破風板がもっている役割とは、もともと風を防ぐものでした。それ以外にも雨水を防ぐ役割があります。台風などで激しい風が吹いている場合は、吹き付けるような激しい雨も降るでしょう。そうすると外壁の隙間などから雨水が侵入してくることがあります。破風板があることで、雨漏りなどを防ぐことが可能になります。

 

・火事の被害を抑える

住宅で火災が発生したとき、火のまわり方は下から上です。映像などでみたことがある方もいるかもしれませんが、割れた窓から火がでているとき、ほとんど上向きになっているはずです。

しかし、耐火性にも優れた破風板があることで、そのような上向きの火から屋根を守ってくれるのです。結果、家事の被害を抑えることができます。また、古い住宅になると木造も多いため、破風板はとても重要な役割をしています。

 

・見た目がよくなる

住宅を建てたとき、やはり見栄えを気にする方も多いはずです。破風板は、住宅の屋根を設置するときの内側にある構造部分を隠すことで、見栄えを向上させる役割ももっています。日本には、さまざまな建造物がたくさんあります。それらの見た目は、とても壮観で美しいものです。

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