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スレート屋根の寿命とメンテナンスについて

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スレート屋根の寿命は、約1020と言われています。しかし、お住まい周辺の環境(気象条件、交通量など)やメンテナンスの有無によって劣化の進行具合が変わり、一概に、20年間大丈夫というわけではありません。

どのメーカーも、基本的には10年ごとの定期メンテナンスを推奨していますが、10年という年数はあくまで目安であり、ベストなタイミングは、劣化が軽いうちに早めにメンテナンスを行なうことです。劣化を放置しておくと最悪の場合、室内の雨漏りにまで繋がってしまいます。雨漏りの補修には、大掛かりな工事が必要になり、費用も高くつきます。そうなってしまう前に屋根をメンテナンスすることで、費用を抑えつつもスレート屋根の寿命をのばすことができるのです。

今回は、スレート屋根の寿命とあわせて、メンテナンスすべき劣化症状などについてご紹介致します。

 

▶︎スレート屋根とは

スレート屋根とは「スレート」という屋根材を使用した屋根のことを指します。

スレートには、粘板岩を薄く板状に加工した「天然スレート」とセメントと繊維質材料を混ぜて厚さ5mmほどの板状に成型した「化粧スレート」の2種類がありますが、天然スレートは、天然の岩を使用するため非常に高価でほとんど普及していません。そのため、化粧スレートを使用した屋根をスレート屋根とし、ご紹介いたします。

 

▶︎スレート屋根の寿命は10~20年「塗り替え」によって寿命が変わる

前述いたしましたが、スレート屋根の寿命はだいたい10~20年で、一般的には新築または前回のメンテナンスから10年を目安に定期的な塗り替えを行なうのが良いとされています。

スレート屋根に使用されている化粧スレートは、セメントが主成分であることからスレート自体に防水性はなく、塗装によって防水性が保たれています。その塗装による防水性が切れる前に新しく塗装を施すことで、スレートそのものの劣化を防ぐことができるのです。

日々太陽の紫外線や雨水に晒されているスレート屋根は、年々劣化していき、防水性が薄れてしまいます。そして、ほぼ剥き出し状態になってしまったスレート屋根は雨水や夜露をどんどん吸水してしまい、スレート自体の劣化が急激に進行、スレート屋根の強度の低下などを招いてしまいます。最悪の場合、スレートが吸収した雨水が建物内部にまで染み込み、雨漏りに繋がる可能性も考えられます。塗装の寿命が、スレート屋根の寿命を左右すると言っても過言ではないでしょう。

もし、新築または前回のメンテナンスから10年が経過している場合には、塗装による防水性が切れていないかどうかをチェックし、状態によって塗替えなどのメンテナンスを行なうことをおすすめします。

 

▶︎スレート屋根の劣化を放置しておくとこんなことに!

雨水を吸ったスレート屋根から雨水が建物内部へ浸入してしまうと水の通り道ができます。一度でも通り道ができてしまうと雨が降る度に雨水が建物内部へ浸入するようになってしまい、木造の柱は湿気によって腐食しはじめます。湿気を含んだ木材はシロアリの大好物ですので、建物の耐久性はあっという間に低下してしまうのです。さらに、水分を含んだスレート屋根にカビや藻が発生するなど建物の外観を損なう可能性もあります。

また、室内に雨漏りが発生していなくても屋根直下の野地板や断熱剤等が水びたし!といった状態になっている可能性も十分に考えられます。

もともと建物には、水が浸入しにくいよう様々な工夫がされていますが、降雨の度に雨水に触れていればあっという間に劣化してしまいます。上記のような状態に陥る前に、早めのメンテナンスが重要となります。

 

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