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スレート屋根の寿命とメンテナンスについて②

スレート

スレート屋根の寿命は、約1020と言われています。しかし、お住まい周辺の環境(気象条件、交通量など)やメンテナンスの有無によって劣化の進行具合が変わり、一概に、20年間大丈夫というわけではありません。

どのメーカーも、基本的には10年ごとの定期メンテナンスを推奨していますが、10年という年数はあくまで目安であり、ベストなタイミングは、劣化が軽いうちに早めにメンテナンスを行なうことです。劣化を放置しておくと最悪の場合、室内の雨漏りにまで繋がってしまいます。雨漏りの補修には、大掛かりな工事が必要になり、費用も高くつきます。そうなってしまう前に屋根をメンテナンスすることで、費用を抑えつつもスレート屋根の寿命をのばすことができるのです。

今回も前回に引き続き、スレート屋根の寿命とあわせて、メンテナンスすべき劣化症状などについてご紹介致します。

 

こんな劣化症状があったら寿命かも!

本来、屋根の診断は業者に依頼するのが確実なのですが、自分で確かめる方法もあります。

ただ、屋根に上がるのは非常に危険ですので、地上から屋根を見上げてみたり、近くにお住まいの屋根より高い場所があればそこから観察してみたりと見える範囲でチェックするようにしてください。

その場合、地上から見えている症状よりも実際はもっと劣化が進んでいる可能性が高いです。

これからご紹介する劣化症状を1つでも見つけたら、専門家に屋根の詳細な診断を依頼するようにしましょう。

 

▶︎色あせが起きている

実は、色あせは見た目が悪いだけではなく、塗装の防水効果が薄れてきたサインでもあります。

屋根が色あせているなと感じたら、業者にお住まいの診断を依頼し、詳しく屋根の状態をチェックしてもらうようにしましょう。

その後、状態にあわせたメンテナンス計画を提案してもらうことをおすすめします。

 

▶︎カビや藻が発生している

カビや藻が発生しているのは、塗装の防水性が切れてきたサインの一つです。

塗装の防水性が切れてくると主成分がセメントのスレートは雨水などの水分を吸収するようになります。そして、日当たりの悪い北面や影になっている箇所にある湿気を含んだスレートに苔や藻が発生するのです。カビや藻の発生具合が軽ければ、カビや藻を高圧洗浄等できれいに洗い流し、「塗り替え」でメンテナンスを行ないます。

 

▶︎スレート屋根にひび割れが発生している

スレート屋根で見られる劣化症状の一つです。

塗装の防水性が切れてくると雨や雪などが降った際にスレートが水分を吸収するようになります。そして、水分を含んだ状態のスレートが太陽光などによって急激に乾燥、その繰り返しで、膨張と収縮が何度も発生した結果、スレートが耐えきれずにひび割れが発生してしまいます。放置しておくと、ひび割れの隙間から建物内部へ雨水が浸入してしまったり、ひび割れ部分の拡大・増加によりスレートの滑落に繋がります。この劣化症状を見つけたら、早めに「補修工事」や「塗替え」などのメンテナンスを検討してください。築10年以上が経過している場合には、新築時に施された塗装の効果が切れてくる頃なので、「塗替え」をおすすめいたします。

 

▶︎スレートの欠けが起きている

スレートのひび割れを放置していると最終的にはひび割れしていた部分が欠けてしまいますので、早めの応急処置を行なった方が良いです。

劣化の程度や範囲によって、シーリング材を使った補修、板金を使った補修、塗替え、カバー工法、葺き替えといったメンテナンスが必要となります。劣化が軽ければ軽いほど簡単なメンテナンスとなり、費用も安くなります。

 

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