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瓦屋根はどんなメリットがある?特徴や注意点について③

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瓦屋根は本当は地震に弱くないってほんと?

瓦屋根は地震に弱いということを聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。瓦屋根は重く、全壊した瓦屋根の家の映像をみたことがある方も多いため、そういった印象が強く残ってしまっています。

たしかに屋根の重さによって家の耐震性が変わってきます。家の構造が同じの場合、屋根材がより軽いほど建物の揺れが小さくなります。しかし、軽い屋根だから倒壊しないというわけではありません。地震の影響を受けやすいのは、地盤や家の構造による場合がほとんどです。そのため、瓦屋根だから倒壊するというわけではないといえます。

壁の量が少なく、梁が細く、基礎が弱かったりするといくら屋根が軽くても地震などの影響を受けやすく、揺れも大きくなる傾向があります。家の耐震性は屋根だけではなく、建物全体の構造が重要となります。

 

また、建築基準法では、構造計算が義務付けられています。これは屋根の重さを考慮し、柱や梁、壁の量など基準が確保されるためのものです。

屋根が重ければその分家の構造が強化されるよう法的に定められているため、屋根が軽いから耐震性が瓦屋根よりある、と一概にいえるわけではありません。

ほかにも1999年に全日本瓦工事業連盟が定めたガイドライン工法には、従来の瓦屋根に比べて瓦を葺きかえる方法が違うため、耐震性が格段に高まっています。

気をつけなければならないのが、改正前の建築基準法で建てられた家です。今より耐震基準が弱く、耐震性に問題がある家があるかもしれませんので、不安であれば耐震診断などを行うことをおすすめします。

 

 

瓦屋根に葺き替え工事をするときの価格相場

瓦屋根のメンテナンスするときには葺き替え工事をすることが多いです。葺き替え工事は今ある瓦をすべてはずし、新しく屋根材を設置することです。

この葺き替え工事をするときは、新しい屋根材がなにになるかで費用が変わります。

 

日本瓦→日本瓦       約50万~270万

日本瓦→スレート      約40万~210万

日本瓦→ガルバリウム鋼板  約50万~240万

 

一般的な住宅の大きさだとこのような費用がかかってきます。しかし、屋根の形状によっても費用が大きく変わってきます。また、雨漏り対策として費用を追加でかかる屋根材もあるため事前にしっかりと見積りをとることをおすすめします。

また、火災保険の風災補償で修理費用が補償されることもあります。火災保険に自動についていることが多い風災補償は、強い風で損害がおきたときに、保険会社が費用を負担してくれるものです。そのため、瓦修理を0円で修理できることもあります。場合によっては、適用されないこともあるで、工事する前に一度保険会社に相談してみることをおすすめします。

 

 

瓦屋根のメンテナンスはどうしたらよい?

家の耐久性や景観を保つためにも屋根のメンテナンスは重要となってきます。屋根から雨漏りしてから屋根をメンテナンスするのには遅いこともあります。

瓦屋根はヒビやずれがあったらすぐに修理しなければなりません。このヒビやずれから雨水が侵入し、瓦の下地を痛めてしまう可能性があるためです。下地を痛めると家の内部は雨水が侵入し、腐食が進行していきます。腐食が進行すると、家の骨組みまで腐食することもあり、家自体の強度が落ちてしまうことも考えられます。

そうなってしまうと、瓦屋根が雨水の重みに耐えることができず、屋根が崩落する危険性が高まってしまいます。屋根が崩落してしまうと修理費用が高くなるだけでなく、生活が不便になってしまいます。

瓦屋根のメンテナンスは葺き直しか今ある瓦屋根の上から新しい屋根材をつけるカバー工法かどちらかになります。

瓦と下地の劣化が激しい場合は、屋根の葺き替えをするのが一般的です。しかし、瓦の処分費用や材料費、工事費用がかかるため高額になる傾向があります。

瓦屋根は自分で直すこともできますが、瓦屋根は足場が不安定なことも多く、落下する危険性もありますので、作業するときは安全ロープやすべり止めがついた靴を履くなど、安全性をより高める必要があります。

 

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